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HACCP導入に向けての課題

1) 農場から食卓まで

食の安心・安全は、農場から加工、流通、小売、調理、そして食卓までのフードチェンのすべての段階で、衛生管理が適切に行われてはじめて担保されます。
フードチェンの各段階の一つでも不適切な衛生管理が行われると、食の安心、安全は確保されません。

HACCPは机上のものではありません。“現場でできるHACCP”でなければ適切な衛生管理はできません。

日本食品安全検証機構は、農場をはじめ、フードチェンの各段階でHACCPが適切に実行され、国内、海外において、国際水準の高いレベルの安心、安全な畜産物が生産されるように、引き続き“現場でできるHACCP”を重視した指導、教育活動を続けます。

2) 鍵となる人材の育成

HACCPチーム
HACCPに取り組む農場や企業では、前提条件プログラム(PRP)およびHACCP計画を作り、これらを運用するHACCPチームが必要です。
HACCPを理解し、PRPやHACCP計画を作成する知識、技能を有したHACCPチームリーダやチーム員として活動できる人材を育成しなければなりません。

コンサルコンサルテーション
HACCPを基礎とした衛生管理が適切に行われるためには、HACCPに取り組む農場や企業の経営者、従事者に、現場にあった、実行を前提としたコンサルテーションができる知識、スキルを有した人材が必要です。

内部検証
HACCPに取り組む農場、企業は、自から「衛生管理が適切に行われているかどうか」を検証し、改善点を見出し、見出した改善点は確実に改善して行かなければなりません。
そのため、自ら検証する内部検証ための知識や技法を有する人材が必要です。

外部検証
農場HACCPの認証を行うためには、農場や企業とは利害のない外部の第三者によって「飼養衛生管理が適切に行われているかどうか」を厳正に、公平に検証(審査)できる知識、ツールを有する人材が必要です。

日本食品安全検証機構は、これらの人材を育成する教育・研修を行い、ここ10余年で1,000人を超える方々が受講されました。
この実績を踏まえ、より充実した教育・研修を続け、HACCPの普及と確立に貢献して行きます。

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