令和元年度 農林水産省家畜生産農場衛生対策事業による「農場指導員養成事業」のご案内
=共通講座=
−e‐ラーニングの講座参加申込について−
農林水産省は、我が国畜産物の食品としての安全性を確保することを目的として、平成21 年に家畜の生産段階における「HACCP 認証基準」及び「畜種別衛生管理規範」を公表しました。
畜産物の食品としての安全性を担保するには、農場から食卓までのフードチェーンアプローチが必須であり、出荷先の「と畜場」、「食鳥処理場」、「GP センター」等の原材料受け入れ基準に応える農場指導員の更なるスキルアップが重要とされています。
一方、厚生労働省は、食品衛生法改正案が平成30 年度(第196 回国会)で可決・成立され、6 月13 日に公布されました。「と畜場」、「食鳥処理場」、「GP センター」等を含む全ての食品製造施設へのHACCP 制度化がスタートします。より一層、農場においては「畜種別衛生管理規範」を重要視した原材料の安全管理が求められます。
活躍できる農場指導員の要件は、HACCP の概念や7 原則12 手順を繰り返し学んでも十分でなく、実行するスキルを一つひとつ漏れなく習得する必要があります。具体的には、認証基準が求める要求文書、記録、衛生管理の理念から作業の手順に至るまで、概ね、畜種毎に100 余の学ぶべき必須項目があります。
これら必須項目を漏れなく、IT システムを活用したe-ラーニングの講座:農場指導員のための共通講座、畜種別講座に取り入れて段階的に学べます。その理由は、すべてのコンテンツを習得することにより「自分で作った自分のための指導書(The instruction manual byyourself, for yourself)を作り上げることにあります。
e-ラーニングは時間、場所に制約されることなく、学習することができるので、知識やスキルの習得に必要な時間を確保することができます。また、繰り返し学び、反復学習ができることから学習効果を高めることもできます。
本講座終了の暁には、自らが選択した畜種専門HACCP 指導員として、豊富なノウハウ:前提条件プログラム 、規定書、手順書などを教材に実践的教育訓練を経て国際的に通用する農場指導員へとスキルアップできます。
本年度は、農場指導員のための「共通講座」と「畜種別講座」を開設します。ご検討を頂き積極的な参加をお待ちします。
以上
〔開催事務局・お問い合わせ先〕
NPO 法人日本食品安全検証機構(JVO)
〒112-0004 東京都文京区関口1-7-5-304
[お申込みに関するお問い合わせ先]
北海道エリア:川原(080-8658-6326)
東北エリア:川原(080-8658-6326)
関東エリア:木村(090-8957-5422)
中部エリア:木村(090-8957-5422)
近畿エリア:木村(090-8957-5422)
中・四国エリア:古谷(090-7960-4687)
九州エリア:古谷(090-7960-4687)
令和元年度農林水産省事業 「共通講座」・「畜種別講座」
[申込期間]
令和元年 年6 月3日(月)〜7月16 日(金)
※畜種別講座受講は共通講座修了が条件となります。
畜種別受講希望有の方は共通講座修了をもって正式な申し込みとさせて頂きます。
正式な受講対象者は、10 月26 日迄にご案内させて頂きます。
※昨年度、共通講座修了者のご案内は9 月中旬を予定しています。
※ 定員になり次第、締め切らせていただきます。
※ 参加ご希望の方は、上記の申込用紙にご記入の上、e ― ラーニング事務局の
E-mail(haccp-2014@haccp-jvo.com)までお送りください。
※ 受講期間前までに、専用のID とパスワードをお届けします。
※ご注意!
@e―ラーニング受講にあたって
・インターネットの環境が必要です。
・閲覧のためのパソコン端末が必要です。
・詳細の閲覧環境条件は、別紙こちらをご覧ください。
・メールアドレスの登録が必要です。
A受講期間
・「第1 回共通講座」:令和元年8 月1 日(木)〜令和元年9 月16 日(月)を予定
・「第2 回共通講座」:令和元年9 月2 日(月)〜令和元年10 月16 日(水)を予定
☆共通講座は、第1回もしくは第2回いずれかの講座を選択してください。
・「畜種別講座」:令和元年11月1日(金)〜令和2年1月31日(金)を予定
B対象講座
・対象講座(予定)の詳細は、以下をご覧ください。
NPO法人
日本食品安全検証機構
〒103−0027
東京都中央区日本橋3 丁目2 番14 号
新槇町ビル別館第一 2 階